31.敗れたゆいちゃん

 魔法少女ゆいちゃん 31.敗れたゆいちゃん

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  • R-18G TF 物品化 バキュームベッド リョナ おもらし



 ゆいちゃんに敗れてしまったみうちゃんと未来ちゃん。
 バキュームベッドの末、固められてしまって身動きすら取れません。
 その上タイムスリップでどうにかできそうなミャンコは、本日リリちゃんとバカップルの為不在……。
「あははははー、2人の顔を眺めるだけでいい気分☆」
 バキュームベッドとは性質上、ビニールの中身を圧縮して身体に纏わり付く程中をぺちゃんこにします。
 その為ビニールで極限まで顔を覆われた2人は、髪の毛もぺちゃんこにされて物凄く無様な表情になってました。
 そんな状態のままゆいちゃんに固められたのだから、さぞ恥ずかしい事でしょう……。
「みうちゃん達意識あるのかなー!? あったとしてもこの状態じゃ声も出せないよね☆」
 ゆいちゃんは日頃の屈辱を果たせて、今日はとてもご満悦のようです。

 一方その頃、ゆいちゃんの家の外では……。
「ここがあの女のハウスね……じゃなくて、ここがゆいちゃんちなのね」
『ピンポーン』
 律儀にゆいちゃんちのインターホンを鳴らす誰かさん。
「はーい! もしかしてみい子ちゃんかな!? かな!?」
「みい子ちゃんだと思った? 残念! 光ちゃんでした!」
「うん? 光ちゃん? 何しにきたのー!?」
 ゆいちゃんはどうやら、魔力の低い光ちゃんの事を脅威に思っていないようです。
 ゴッドひかりんや暴走魔法は危険だけど、通常時の光ちゃんはゆいちゃんから取って眼中に無いようです。
「何だか呼ばれた気がしたから、来てみたらゆいちゃんちで……。あ、そういえば忘れてたけど」
「うん? どうしたの!?」
「魔法少女リリカルひかりん、参上よ!」
 光ちゃんは律儀に、きちんと登場の決め台詞を言いたかったようですね……。
「じゃあね、光ちゃん!」
 そう言ってゆいちゃんは玄関のドアを閉めようとしますが……。
「ってちょっと待ったー! 私のこの扱い何ですか;」
「光ちゃん、ゆいに勝てっこないでしょ!? このまま帰れば見逃してあげるって言ってるの!」
「えー、そう言われると確かに私……自信ないかも。で、でも! 私だってやる時はやるんだからね!?」
「じゃあねー!」
『バタン!』
「あ……閉められちゃった」
 ゆいちゃんちに上げてすらもらえなかった光ちゃん……哀れ。
「だからインターホンを鳴らさなくても良かったんじゃ……え、人様の家だからそんな事はダメだって? でも閉め出されちゃったしどうするのさ……」
 光ちゃんはまるで誰かと話しているかのようですが……結局トボトボと帰って行きました。
 さすがに人様の家で無断で暴れる、と言う事はできなかったようですね。

「さーて固めた2人、どうしようかなー。このままずっと飾っておこうかな!? それとも粉々にしちゃおうかな!?」
 ゆいちゃんはどうしようか考えていました。
『パリーン!』
 その直後の事です、ゆいちゃんのお部屋の窓ガラスが急に割れて……。
「みう! みうは無事なの!?」
 みい子ちゃんがステッキに跨って、ゆいちゃんちの2階の窓から強引に侵入してきました。
「うわっ! みい子ちゃん!? ちょっとこれ、不法侵入じゃなーい! ちゃんと表から入って来てよね!?」
「あ、みうと未来ちゃん……酷い。ゆいちゃんにやられたのね!?」
「ちょっとみい子ちゃん! ゆいのお話聞いてる!?」
 みうちゃんの想いが届いたのでしょうか、みい子ちゃんがみうちゃん達を助けに来たのです。
「ゆいちゃーん、確かみい子は言った筈だよねー? みうを殺す子は例え小学生でもゆ・る・さ・な・いってね♪」
「やば……みい子ちゃんにやられる!?」
 ゆいちゃんはどうやら、本能的に危機感を感じたようです。
 強大な潜在能力を秘めるみい子ちゃんに対して、ゆいちゃんは自分が敵わない相手だと分かっていたのです。
「ゆいちゃん、逃がさないよー」
 みい子ちゃんはゆいちゃんに向けて魔法を撃ちました。
「うわっ、バリアー!」
 ゆいちゃんはバリアを張りましたが……。
『ドーン!』
 みい子ちゃんの魔法はゆいちゃんのバリアを簡単に突き破り、ゆいちゃんを直撃しました。

「うぅっ……な、何これ!?」
「ゆいちゃーん、バキュームベッド遊びやってたんだよねー? 今度はゆいちゃんもやってみようよー」
 妹と未来ちゃんの哀れな姿を見て、みい子ちゃんはゆいちゃんのやっていた事を察したようです。
 ゆいちゃんはみうちゃんと同じような状況で板の上に寝かされて、密閉されたビニールで身体全体を覆われてしまいました。
「こんなビニールくらいゆいの魔法で……」
 ゆいちゃんは魔法を使いましたが……。
「びくともしないよ!? どうしよう!? これじゃあ意識を移動する事もできないじゃない! ゆい、本当に殺されちゃうの!?」
「へー、生身を完全に拘束しちゃえば意識を移す事もできないんだー。じゃあゆいちゃん、みい子と遊ぼうねー」
「みい子ちゃんやめて、お願い……ゆいを助けて。何でもします、何でもしますから……ゆいを助けて!」
「みうを殺した子の言う事なんて、聞く必要無いよねー? じーっくり苦しめてあげるからねー」
 やはりみい子ちゃんを敵に回すと……凄く恐ろしい事になってしまうようです。
「ねえゆいちゃん、殺されるとかって言ってるけどどうせ本当は生き返るんでしょー?」
「ゆい嘘言ってないよ!? みい子ちゃんの魔力が強過ぎてビニールから意識の移動ができなくて、このままじゃ本当に殺されちゃうんだよ!?」
 どうやらゆいちゃんの焦り様からして、今回ばかりは本当にピンチのようです。
「それに身体のスペアだってこの部屋にあるんだもの! スペアをダメにされたらもう生き返れなくなっちゃう!」
「へー、そうなんだー。でもみい子には関係無い事だよねー?」
「みい子ちゃんお願いします……いいえみい子様、ゆいをどうか助けてください……」
 何とあのゆいちゃんがこんなにも下手に出ました。
 ゆいちゃんに取ってみい子ちゃんは、それ程恐ろしい存在だったようです……。
「えーと、空気を少しずつ抜いて圧縮すればいいんだよねー?」
 そんなゆいちゃんの命乞いもお構い無しに、みい子ちゃんはゆいちゃんに魔法を掛けました。
「やだ……ゆい、死にたくない。もっとおいしいケーキも食べたいし、もっと楽しい事だってしたい……もっと色々な楽しい世界を観たいんだもん!」
「んー? やけに小学生っぽい事言ってるねー? でもゆいちゃんの言う楽しい事って、人殺し……なんでしょ?」
「物にしちゃえば人間じゃないから、人殺しじゃないもん……」
「圧縮率を強くしちゃえー」
 みい子ちゃんはゆいちゃんに反省の色すらも無いと思ったようで、じわじわとビニール内の圧縮率を上げて行きました。
 徐々にゆいちゃんの全身へビニールが纏わり付きます。
「やだ! やだ! 助けて、助けてください! お願いします! ゆい何でもしますから!」
「さっきからうるさい子だねー。騒ぐと今すぐ息の根、止めるよ?」
「ひぃっ……」
 あのゆいちゃんが涙目になりかけて怯えています……。
「そうそう、静かにしてればゆっくりと死ねるからねー。安心して眠ればいいんだよー」
 みい子ちゃんに浮上する相当なドS疑惑……。

 しばらくゆいちゃんは涙目になりながら……身動きが取れないまま黙ってしまっていました。
 そろそろゆいちゃんの身体全身を完全にピトっとビニールが覆います。
「んぐっ……んんー!」
「ゆいちゃん、苦しいのかなー? きっとみうにも同じような事、したんだよねー? みうの気持ち分かったかなー?」
 みい子ちゃんは完全に目も口も動かす事ができなくなったゆいちゃんに対して、ステッキで彼女の股間を突きます。
『ビクン! ビクン!』
 するとゆいちゃんは完全に密封されたビニール内で、ぷしゃあーとおもらしをしてしまいました。
 ビニールでこんなに身体へ圧縮が掛かっていても、彼女の股間が反応していると良く分かります。
 みるみるうちにゆいちゃんのスカートは濡れて行って、ビニールの内側に水滴が付きます。
「あっはー、これ結構楽しいかもー。みい子、病み付きになりそう……」
「んぐっ……」
 もう何も動かす事のできないゆいちゃんですが、ビニールでぐちゃぐちゃになった顔を赤く染めています。
 ゆいちゃんにもきちんと恥ずかしい、と言う概念があったようです……。
「もっと突いちゃおっかな♪」
 みい子ちゃんはノリノリで、バキュームベッドによって拘束されたゆいちゃんの股間を突き続けました。
「んんっ! んっ……」
 そしてしばらくすると……ゆいちゃんは息絶えたのか、完全にぐったりとして動かなくなってしまいました。

「ゆいちゃーん、もしもーし?」
 みい子ちゃんはゆいちゃんの股間をツンツン突きながら、彼女に呼び掛けます。
「ゆいちゃん死んじゃったかなー? ふふふ……あははははーーー! あっはー!」
 ゆいちゃんを殺したみい子ちゃんは、狂ったかのように大喜びをしました。
「大事なみうに手を出すからこうなるんだよ♪」
 みい子ちゃんはゆいちゃんに向かって、止めの魔法を撃ちます。
 するとみるみるうちにバキュームベッドのゆいちゃんは固まって、みうちゃん達と同じような置物になってしまいました。
「あははははー、良かったねーゆいちゃん♪」
 みい子ちゃんはゆいちゃんに復讐できて満足したのか、彼女を固めて後は放置しました。

「みう、未来ちゃん、待たせちゃってごめんね。今元に戻してあげるからね」
 みい子ちゃんは2人に魔法を掛けて、固め状態を解除して2人を解放しました。
 実はゆいちゃんがあのまま固めなければ、2人は窒息死して殺されていたのです。
 しかし固められた事で2人は死なず、意識を保ったまま固め状態にされていました。
 なので2人は死んでいない為、みい子ちゃんの魔法で救う事ができたのです。
「あれ、みう……おねえちゃん? おねえちゃん!」
「みい子さん……助けてくれたんですか?」
「みうの想い、届いたよ。みい子、慌ててここまで駆け付けて来たんだからね」
「おねえちゃん……みうの想い、届いてたんだ」
 みうちゃんはテレパシーで想いが届いていた事を知って、一安心したようです。
「ところでみい子さん、ゆいちゃんは?」
「ゆいちゃんはね、みうと同じ目に遭わせて殺したよ♪」
「え、ゆいちゃんを倒したの!?」
「うん、あそこで固めて完全に身動きを取れなくしたからね」
「みい子さんの魔法なら……うん、きっと安心ですよね」
「ゆいちゃん、凄く無様な顔……もしかしてみう達も、こんな顔にされてたのかな……」
「みうには悪いけど固められてた顔、思い出すだけで笑っちゃいそうだよー」
「あ、おねえちゃんったらひどーい!」
 みうちゃんはおねえちゃんにからかわれて、少し怒っていましたが……。
「あ、そう言えばおねえちゃん。このお部屋のぬいぐるみ達……全部元人間の女の子達みたいなんだ」
「そうみたいね、みい子にも助けを訴える声が聞こえてくるよ」
「私には聞こえないけど……私、魔力が低いのかな……」
「未来ちゃんの魔力も十分高いよ。ただ時間魔法に特化しているから、みう達と違って声は聞こえないのかも」
「なるほど……何だかちょっと劣等感、感じちゃうな」
 みうちゃんとみい子ちゃんが強過ぎるが故でしょうか……。
「じゃあみい子の魔法で、ぬいぐるみにされた子達も全員元に戻しちゃうね♪」
 その後みい子ちゃんの魔法により、ゆいちゃんにコレクションされていた女の子達も全員救われたのです。

 そしてしばらく後の事……。
「ふー、一時は本当に殺されるかと思ったよー。でもみい子ちゃんが抜けてて助かった☆」
 そうなのです、みい子ちゃんは良く何処かしら抜けている所があるみたいなのです……。
「あのまま窒息死させられていたら、ゆい本当に死んでたもん! でも最後固めちゃったから、窒息する事無く意識を保てちゃった☆」
 みうちゃん達と同じで固められた事により、ゆいちゃんも命拾いをしたようなのです。
 いくら強大なみい子ちゃんの魔法でも、ゆいちゃんが意識を移動させられる状態になれば彼女は助かってしまうのです。
 固めによってゆいちゃんの意識移動を遮っていたビニールが機能しなくなり、ゆいちゃんの意識は抜け出せたのです。
「みい子ちゃんには近付かない方が身の為だね……でも悔しいー! 今までせっかく集めたぬいぐるみコレクションまでパーにされて!」
 ゆいちゃんは相当、女の子で作ったぬいぐるみが気に入っていたようなのです。
「みい子ちゃんは無理でも……やっぱりみうちゃんと未来ちゃんだけは倒さないと、ゆいの気が済まない!」
 ゆいちゃんの執着心は異常なようです……ゆいちゃんは再び、みうちゃん達の元に立ちはだかる事でしょう。


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  • 最終更新:2018-02-09 20:03:40

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