第2話:異性の身体(改訂版)

 幼なじみなう 第2話:異性の身体(改訂版)

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  • TSF 入れ替わり 生理



 みーちゃんと別れて早数分、僕が帰るべきみーちゃんの家にはすぐ着きました。

「ただいまー!」
「おじゃましま……ただいまー」

 おっと危ない、ボロが出るとマズいんだよね。

「おねえちゃん、お邪魔しますって何で?」
「な、何でもないの! ちょっとボケただけ!」
「へー、おねえちゃんでもボケる事あるんだ?」

 何とか誤魔化せたかな……えっとみーちゃんの部屋は、みうちゃんに着いて行けば大丈夫だよね?
 元気に階段を上がるみうちゃんを追い掛けて、みーちゃんの部屋へ入ります。


「おねえちゃん、ご飯できてるよ」
「えっ、もうそんな時間なんだ? 今行くね」

 みーちゃんのお部屋へ入って以降、特に何もしないでじっとしてました。
 ずっと身体が重い感じで……何だろうこれ。
 でも今はみうちゃんに呼ばれたし、一旦下へ行こう。

「あっ、おねえちゃん! 制服着替えないの?」
「あっ……」

 僕が後ろめたい気持ちもあり、帰ってからずっと制服を着たままでした。

「服くらい着替えたら?」
「そ、そうだね」

 僕は一旦みーちゃんのお部屋へ戻り……正直その時の記憶はほぼ覚えてないです。
 間違いなく僕がやったのだろうけど、気が付けば着替え終わっていました。


「おねえちゃん、お風呂先に入るー?」
「あ……うん」

 いよいよ恐れていた最大の事……お風呂の時間です。
 確かにこの状況はお互いの事をもっと沢山知れるけど……。
 しかしさすがにみーちゃんの裸を見るのは後ろめたい。

 でもお風呂やトイレは最低限の事だし仕方ないよね!?
 みーちゃんの身体を不潔になんてできないもの。

 お部屋へ戻り、みーちゃんのタンスからかわいい下着を……かなり罪悪感あるけど仕方ないよね!?

 脱衣所でみーちゃんの服を脱いでいき、ブラジャーを外します。
 すると美しい形の美乳が姿を現したのです……やっぱりみーちゃんって意外と胸があるんだ。

 後はパンツを脱げばみーちゃんが全裸になりますが、お風呂だし仕方ないんだからね!?

「よいしょっと……え。な、何これーっ!?」

 僕はついつい大声を上げてしまい……。

「おねえちゃん、どうしたの!?」

 みうちゃんが慌てて脱衣所にやって来ました。

「パ、パンツに血がっ!」
「血がどうしたの? 生理だよね?」
「えっ、生理?」

 生理って噂では聞いた事あるような……。

「えっと、病気なの?」
「生理で血が付いただけでしょ?」

 あ、そうなんですか……。

「身体が重い感じがするけどそれって」
「生理だよね?」

「や、やっぱり……あの」
「何、おねえちゃん?」
「このパンツに敷いてある紙、どう使うの?」

「おねえちゃん、ボケてるの?」
「あぅっ、日中倒れかけたからそーかも!?」

「えっと、ナプキンの使い方だね?」
「できれば生理についても教えてもらえると」
「うん、いいよ。でも風邪ひいちゃうから、先にお風呂入る?」
「あっ、そうだね」

 お風呂の中でも色々あったけど、それはまた別のお話です……。


 お風呂から出た後、みうちゃんの部屋で生理について教わりました。
 みうちゃんはお姉ちゃんが本当にボケたのでは、と少し心配してたけど。
 ごめんなさい、僕本当はお姉ちゃんじゃないんです……。

 みうちゃんは自分のパンツを使って、ナプキンの使い方を実演してくれました。
 正直生理の事より、みうちゃんのパンツばかり気になってしまい……ほんとごめんなさい。


 次の日、みーちゃんのままだった僕。
 陽射しを浴びようとして、カーテンを勢いよく開けました。

「あー、雨なんだ……」

 こんな天気じゃきっとプールは中止かな。

「良かったような……」

 さすがにまだ女の子の身体やお洋服にも慣れません。
 トイレだって大変だし、お風呂だって……そんな僕が女の子の水着を着るだなんて。
 雨が降っていて少しホッとしたのです。

「それにしても身体が重い、生理のせいなんだよね」

 みーちゃんになって以降、何だか身体が重いままです。
 いつもと違って鈍いと言うかなんと言うか……。
 その後トイレへ向かい、慣れない生理で驚いた事は割愛します……。


「まずは制服を用意しないと」

 パジャマを脱いで下着姿になると、近くにあった姿見でみーちゃんの身体を確認してしまいます。

「みーちゃん……スタイル良いしかわいい」

 僕は少し顔を火照らせながら、下着姿のみーちゃんと向かい合っていました。
 姿見に映る下着姿のみーちゃんは恥ずかしがってるけど、そんな表情が愛くるしく見えました。

「おねえちゃんおはよー!」
「えっ、み、みうちゃ!?」

「……おねえちゃんが下着姿に見惚れてるー!?」
「あ、みうちゃん違っ!」

「お、おねえちゃんはスタイル良いし、おにいちゃんは幸せだね」

 そう言ってみうちゃんは部屋を出て行きました。
 お兄ちゃん……って、僕の事だよね?

「みうちゃんに変な所、見られちゃった……」

 何だか僕はとても恥ずかしくなりました……。


 いつも登校時、みうちゃんはみーちゃんより遅くやって来ます。
 でも何だか朝の様子を見ると、少しおかしな事に気付きました。

「ごちそうさま! じゃあおねえちゃんは先に学校行ってね!」
「えっ、みうは?」

「おねえちゃん、昨日の件で本当にボケてる?」

 みうちゃんは流しで洗い物をしながら言いました。

「おねえちゃんも食べたら茶碗持ってきてね、こっち片付かないから」
「う、うん」

 僕は急いでご飯を食べました。

「ごちそうさま、茶碗流しに置いとくね」
「うん、じゃあみうは他の家事もやるから先に行ってて」

「えーと、みうは平気なの?」
「へーきだよ! みうは後から行くから! ろっくんが待ってるから先行ってね!」

 僕が待ってるからみーちゃんを先に行かせて、それで朝はみうちゃんが家事をやるんだ。
 みうちゃん、僕に気を利かせてみーちゃんを先に行かせていたの?

 みうちゃんが遅れて来る訳……みーちゃんになった事で、初めて知りました。


 さっきまで雨が結構降ってたけど、家を出る頃には一旦止んでました。
 それにしてもみうちゃん、親代わりに家事をやってたんだ。
 まだ小学生で朝も忙しいのに偉いなぁ。

「ろっくんー、おはよー」
「ろ、ろっくん。今は僕がみーちゃんだよ」
「あ、そうだよね、みーちゃん!」
「周りに誰も居なさそうなら大丈夫だけど」

「その事なんだけど、夢で何を見たの?」
「うん、実はね」


 夢の中で僕はみーちゃんになっていて。

「なんで僕がみーちゃんに?」

 戸惑ってると、僕の元に女の子が姿を現したのです。

「入れ替わればお互いの事を良く知れるよね」

「えっ、みうちゃん!?」
「おねえちゃんの中身はろっくんだよね?」
「えっ、何で……」

「2人の心を入れ替えたのは私だもん」
「えっ、みうちゃんが!?」


「ろっくん、それ本当なの?」
「うん、間違いなくみうちゃんだった」
「でも本当にみうがみい子達の心を入れ替えたの!?」

「うーん、正確にはみうちゃんと言うのかどうか」
「どういう事?」

「実はね………」

「おねえちゃん達ー、待ってー」
「あっ、ごめんっ! 僕になりきって!」
「えっ、うん」

「やっと追い着いたー」
「みうったら大丈夫?」

 2人のやり取りはいつも見てるけど、こんな感じだよね?
 みうちゃんも普通の反応だし大丈夫だよね。

 でもみーちゃん、いつもみうちゃんが遅れてくるかのような対応をしてたよね。
 みうちゃんも朝遅くなる本当の理由を一切言わないで。

「おにいちゃんどーしたの? みうの事じろじろみて」
「えっ、何でもないの」

 みーちゃんはみうちゃんの事を気にしてるみたい。
 さっきのお話を聞いたからかな? ここはどうにか僕がフォローしないと。


 僕が適当にプールの話題を出してやり過ごすと、あっと言う間に学園へ着きました。
 その後みうちゃんを見送り、中等部へ向かいます。

「ねえ、さっきのお話だけど」
「ごめん、誰かに聞かれたらマズいからまた帰りに」
「う、うん。何か理由があるのよね、分かった」

 できれば早くみーちゃんにお話ししたいけど。

「あ、そう言えば……アレ、大丈夫だった?」

 みーちゃんは僕の姿で、少しもじもじした様子で訊いてきます。

「アレだよね……どうにか」
「分からない事あったら、すぐに訊いてね?」
「あ、ありがと。でもみうちゃんに色々訊いたから」

 僕が今みーちゃんでアレが来ていて、考えると何だか複雑で恥ずかしいです。


「おはよう!」

 教室へ到着しました。
 みーちゃんはこんな感じのあいさつだったよね?
 すると一斉に視線が……うぅっ、僕が見られる側の立場だと結構恥ずかしい。

「六ー、2人揃って熱いねぇー!」

 いつもの悪友がみーちゃんな僕に絡んできて……どうにかしないと。

「ざーんねんだけどっ! みい子とろっくんは別に何でもないよー?」
「み、みーちゃん……そ、そうかい。ごめんよ」

 僕がみーちゃんとして言った途端下手になって、もしかしてみーちゃんの事好きなのかな?


 10分休憩時間、ろっくんは急いでおトイレへ行ったみたい。
 いつもは私がそうなんだけど……男の子って面倒な生理が無くていいなぁ。

「六ー、みい子ちゃん待ちか?」

 あ、ろっくんのお友達さん?

「えーと、そうだよ?」
「お前らほんとは付き合ってるんだろ?」
「え、何で?」

「だっていつも一緒だし、今朝は少しぎこちなかったし何かあったんだろ?」
「け、決してそんな事は……」

 うぅっ、私はろっくんじゃなくて本当はみい子なんだってばー……。

「お前、昔からみい子ちゃんの事好きだよな?」
「えっ?」

 ろっくんが、私の事を好きかもしれない?

「いつもの2人を見てりゃ分かるわ。お前らが普通以上って事くらい」
「そ、そーなの?」
「ほんとお前が羨ましいよ」

 ろっくんと普通以上に仲良し、それってお友達以上に見えるって事?

「で、みい子ちゃん何処か行ってるけどトイレ?」
「う、うん。いつも休み時間におトイレ行くみたい」

 そう言えば何だか今日はいつもより、トイレが遠いような気がする。
 男の子ってこんなにも女の子と違うんだ。

「みい子ちゃん、長いけどもしかして生理なのかな」
「ちょ、そんな事は……ばかぁーっ!」

「な、何で六が怒るんだよ……」
「今のはみーちゃんの気持ちを代弁したんです!」

「な、何でそんな必死になるんだよ……」

「だーれが生理だって? そんな事言うデリカシーの無い人、嫌いだなー」
「み、みい子ちゃん……お、俺何も言ってません!」

 あ、お友達さん逃げちゃった。

「ふぅ、やっぱり悪友に絡まれてたね」
「あ、ありがと……」
「あんな奴はささーっと流していいんだよ?」

 ろっくん、ありがとう……私、これからきちんとやっていけるのかなぁ。


「あ、おねえちゃん達!」

 お昼になり購買へ行くと、既にメロンパンを買い終えたみうが待ってました。

「ごめんみう、みい子達すぐ買ってくるね。今日はお金は足りた?」
「うん! みうだっていつも同じ失敗はしないよ!」
「でも2日に1回ペースで忘れるよね?」

「あはははは……」

 私はみうがドジする本当の理由を知ってるので、苦笑いしちゃいました……。

「じゃあろっくん、買いに行こっか」
「うん。まだあんパン残ってるといいなー」
「みい子も早く焼きそばパン食べたいよ」

 お昼のパンを買って中庭へ移動しました。
 天気はあまり良くないけど、まだ雨は大丈夫そうね。


「「いただきまーす」」

「焼きそばパンおいしーい」
「メロンパンもおいしいー……あれ、おねえちゃん焼きそばパンなの?」
「あっ、たまにはいいでしょ?」

「今日はおにいちゃんがあんパンなんだ? いつもと逆だね」
「あ、無意識のうちにあんパンを……た、たまにはいいよね?」

 あんパンだけは私のお昼のお楽しみだもん。

「「こ、これだけは譲れないもん」」

 みうはキョトンとした顔で、不思議そうに私達を見ていて……みうに不自然と思われたかな?

 そういえばみう、何で私達に何も言わないのだろう。
 ろっくんのお話が本当なら、私達を入れ替えたのはみうなのよね?

「あ、あの、みう……ちゃん、昨日夢でさ」
「あっ、食べ終わったらお散歩しよっか!?」

 ろっくんが私の言葉を遮るように喋りました。

「うん、お散歩しよ! ところでおにいちゃん、夢がどうしたの?」
「あ……な、何でもない」

 ろっくんが目で私に合図を送ってきてる、言っちゃダメって事ね?
 でも何でみうには言っちゃダメなの?

 そもそも何でみうは私達を入れ替えちゃったの? どうしてそんな事ができるの?
 もしかして今も夢の中なの? 私に取って気になる事は沢山あるけど……。
 でもろっくんの様子を見てると、みうにも隠さなくちゃならないみたいよね?


「ごちそうさまー」
「おいしかったねー」
「これで午後の授業も頑張れるね!」

「じゃあお散歩でも……あっ、ごめん。みい子、先に戻るね」
「あっ……行ってらっしゃい?」

 ろっくん、きっと生理なんだね……ちょっと不安だけど1人で大丈夫かな?

「あ、1階のおトイレは暑いから3階がいいよ!?」
「えっ、ありがとっ……」

「おにいちゃん、もしかして気付いてた!?」
「あ! ま、まあ女の子には色々あるよね!?」

 ついついろっくんにおトイレの事を言っちゃった。
 みうに不振がられないかなぁ……でもろっくんが同じ目に遭ったら大変だから、教えずにはいられなかったの。

 私は中庭でみうと二人きりになりました。

「ねえみうちゃん、お姉ちゃんの様子はどう?」
「えっ、様子ってどういう事?」
「昨日倒れかけたでしょ? だから様子がおかしくないかなって」

 ろっくんが私としておうちで困ってないか、私は気になっていたのです。

「何だか少し変だったかな?」
「えっ、変ってどういう風に?」
「知ってて当たり前の事を知らない感じで……本当にボケちゃったのかな?」

「うーん、ちなみに何を知らないって言ってたの?」
「え、えーとそれはね……さっきろっくんが言った事」

 みうは顔を赤らめてそう言い……そういう事ね、今朝ろっくんがみうに訊いたって言ってたよね。

「あ、察したから……」
「う、うん……ところでさ、おにいちゃん」
「なーに?」

「おにいちゃんはさ、おねえちゃんの事どう思う?」
「えっ、どう思うって……」

 ろっくんが私の事を好きかどうか、と言うお話!?

「えーと、おねえちゃんの様子の事だよ」
「あ、様子の事ね……」
「アレを知らないって絶対おかしいよね? 昨日の件で何処か悪くなったのかな?」

「みうちゃん、大丈夫だよ。多分……ね」
「うん、そうかな? おねえちゃん、本当に大丈夫ならいいけど」

「訊く程だったんでしょ? 心配だったらみうちゃん、お姉ちゃんの様子見に行ってくる?」
「うーん、確かにちょっと心配かな。ちょっと様子見てくるね」
「うん、ろっくんを宜しくね」

「えっ、ろっくんを?」
「あ、違うの!」

 みうは不思議そうな顔をしました……気を付けないと。

「うん? とりあえずみう、行ってくるね!」

 ろっくんはみうに任せたから、私はここで待ってようかな?

「あ……雨、降ってきちゃった」

 辺り一面にポツポツと雨が降り注いできて、これじゃあきっとプールは中止かな。
 濡れちゃうから待ってる訳にもいかず、私は教室へ戻りました。


 トイレの個室に入って早数分、僕は困ってしまっていたのです……。
 みい子ちゃんになってしまって、まだ色々と不慣れなのかな……替えのナプキンを持ち忘れてしまったのです。
 多分多めに持たないとダメなのだろうけど、スカートのポケットに1枚入れただけでした。

 当たり前だけど今まで男の子だったから、生理なんて初めて。
 生理の事は昨日、みうちゃんに大雑把に教わったけど……。
 1日に2回も取り替える事になるとは思わず、1枚あれば平気だと思ったのです。

 でも1枚どころかナプキンの具合を見ると、数時間に1回ペースで取り替えないとダメそうだ……。
 ナプキンの汚れ具合を見た僕は、衝撃を受けると共に困っていました。
 さっきの10分休憩で1枚使っちゃったし、もう替えのナプキンが無いのです。

 このまま穿き続けるのはさすがにね……大分汚れてるもの。
 みい子ちゃんの事をもっと知りたいとは思ったけど、女の子ってこんなに大変だなんて。
 みい子ちゃんはきっと、僕の知らない所でいつも大変な思いをしていたのかな……。

「おねえちゃん、居るー?」

 僕が困ってると、トイレの入り口からみうちゃんの声がしました。

「みう? みい子はここに居るよー」

 僕はみうちゃんに聞こえるように応えました。

「あ、居たー。おねえちゃん、昨日少し様子がおかしかったから心配で」
「あ、それで来てくれたの? ありがとう」

「おねえちゃん生理だよね? 昨日みうに色々訊いてたけど大丈夫?」
「うぅっ……あ、あまり大丈夫じゃないかも」
「えーとおねえちゃん、今どういう状況?」
「実は替えのナプキンが終わっちゃって……」

「替えのナプキンが無いの?」
「うん……もう大分汚れてるし、取り替えないとダメそう」
「おねえちゃん、生理の時は常に沢山ナプキンを持たないとダメだよ?」
「うぅっ、良く覚えておきます……」

「使ったら常に新しいのをポケットに入れないと。とりあえずみうの使って?」

 みうちゃんが来てくれて助かりました……。
 個室のドアを開けて手だけ伸ばして、みうちゃんからナプキンを受け取りました。

「ありがとう、替えたらすぐ出るね」
「慌てないでいいよ。みう、ここで待ってるから」
「ありがとう……」

 みうちゃんはみーちゃんと同じで優しいね……。

「みう、お待たせ。ありがとう、助かったよ」
「いいよいいよ。急に生理になると心配だから、常に携帯しておかないとね」
「うん、次からは絶対にそうします……」

『キーンコーンカーンコーン』

「あ、予鈴だ! 教室へ戻らないと」
「うん、きっとろっくんも教室へ戻ってるよね。みい子も戻らなくちゃ」

「おねえちゃん達は体育だよね? プールは中止だね」
「雨降ってきちゃったね。体育館で何かやるのかな」
「プールなくて残念だねー。じゃあね、おねえちゃん!」

 みうちゃんは先に戻って行きました。
 ごめんなさい、みうちゃん……僕はプール中止で内心ホッとしてます。

 女の子の身体にすら慣れてないのに……女子用水着を着るだなんて。
 それならばまだ体育着の方がマシかな……。

「着替えないと遅くなっちゃう。早く戻ろう」

 僕も教室へ戻って行きました。


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  • 最終更新:2018-02-10 00:53:54

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