マジカルEX1☆とある少女の百合談義(ガールズトーク)

 光ちゃんにおまかせ! マジカルEX1☆とある少女の百合談義(ガールズトーク)

 この作品が含む要素(タグ)
  • 百合 おしり



「あ!空明さんー、こっちですよ!」
「あかりちゃんごめーん、待った?」
「いえいえ、大丈夫です!」

今日はお友達のあかりちゃんと一緒に、街へお出掛けします。
仲良しの光ちゃんと明梨ちゃんも誘ったのだけれど……明梨ちゃんは用事があったみたいです。
光ちゃんは……どうも急に魔法少女のお仕事が入ってしまったようで、急で連絡があって来れなくなってしまいました。

うぅっ、本当は光ちゃんと……。

「光さんに1番来て欲しかっただろうに、空明さん残念でしたね……」
「うぐぅ………」
「あかりも残念ですよ、光さんとのショッピング、楽しみにしていたのに」
「まあしょうがないよね、2人だけだけど今日は楽しもうね」
「はい、楽しみましょう!」


■このお話は~~~

空明 属性:百合娘

輝さんの事が好きだけど、外見がどう見ても光ちゃんな為、光ちゃんの事も好きらしい百合娘
今日はそんな光ちゃんの事を想って、百合談義暴走を起こしちゃいます☆てへっ☆
あかりちゃんも同類みたいだから、今日はとってもはっちゃけちゃうよ!


「えっ、そんなお話なの……」
「空明さん、どうしました?」
「今、何か天の声が聞こえたような……」
「きっと気のせいですよ?でも空明さんがあかりと同類なのは、あながち間違いでも無いかもしれないですね!?」
「はうぅーっ………」

落ち込んだりもするけれど、あたしは光ちゃんが大好きです。
ゾウさんやキリンさんよりも、光ちゃんが大好きです。

「あかりはゾウさんも好きですよ?」
「えっ、あかりさんそれどういう意味」
「気にしない気にしなーい\アッカリーン/」

あかりさんがこんなテンションで……あたし、今回の主役務まるのかな……。

「ところであかりちゃん、今日は何を買いに行くの?」

あかりちゃんが急に皆でショッピングへ行きたい、と言うものだから急遽日曜日に行く事になって。
でもあたしはあかりちゃんが何を買いたいのか、まだ聞かされていなかったのよね。

「ふっふっふ……空明さん、それはですね」
「それは………?」
「今日はあのイチゴブックスと言うお店で、魔法少女特集をやってるんですよ!」
「えっ、えーと、まほーしょーじょの特集?」

あかりちゃんが指した先のお店。
そこはイチゴブックスと言う、イチゴっぽい女の子が看板に描かれているお店で。
何やらお店周りに、魔法少女っぽいポップがいっぱい貼ってあって。

「そうなんですよ!最近の魔法少女アニメの人気にちなんで、今日は特集イベントなんですよ!」

あー……だから、明梨ちゃんは察して断ったのかな。

「で、でもあかりさん?このお店って子供は入れないんじゃ……」
「大丈夫ですよ、2階は無理ですけど1階は年齢関係無しに入れるですよ?」
「えっ、そうなんだ。じゃ、じゃあ大丈夫なのかな」

何だかお店に描いてあるキャラクターからして、ここは子供が入って良いお店なのか……。
そんな不安もあったけれども、あかりさんの言葉を聞いて少し安心して。
正直あたしだってこういうお店に興味が無い、と言えばそれは嘘になるのかな……。

「さっ、もたもたしてると色々と売れちゃいますよ!早く入るですよ!」
「えっ、う、うんー」

あたしはあかりさんに、勢い良く手を引かれて……そのままお店の中へ入りました。
確かにお店の入り口を見てても、出入りする人が多かったし、皆魔法少女目的で来たお客さんなのかな?


「す、素晴らしいです!ほら空明さん、あっちにもいっぱいありますよ!」
「あ、あかりさん……ま、待ってよぉー」

お店に入った途端、暴走しっ放しのあかりさん……。
あたしはそんなあかりさんに、着いて行くだけで精一杯でした。

「おぉ!もえたその新刊に虹色☆ドロップスまでありますよ!」
「あ、あかりさんー、ちょっとーペース早い……」
「こっちにはスキメロディーにカードチャプターまでも!」
「な、何か何処かで聞いた事あるような気も……」
「オハ魔女ミソラに東京ニャンニャンに、魔女の速達便の新刊までもありますね!」

「あ、あかりさぁーん……」

暴走しっ放しのあかりさんに、すっかり置いて行かれてるあたしでした……。

「あ、あたしこれ知ってる」
「空明さんこれ知ってるんですか?今話題の人気作ですよね!」
「うん、何かキャラがかわいかったから、あたしも少しだけ観てたよ」
「ほぉー、空明さんもプリキュリとか観るんですねー」
「あ、何かこっちにあるのも、キャラだけ観た事あるかも」
「お!魔法少女リリカルひよりんですね!」
「何だかこの子、光ちゃんに似ているような気がするんだよね」
「うーん、言われてみると、確かにそうですよね!?」

あたしでもいくつか分かる物があって、少し嬉しいかも。

「こ、これは……空明さん、事件です!」
「どうしたの?あかりさん」
「あの伝説のゆりゆりサークルの……魔法少女マギカ☆マジカの新刊百合本です!」
「マギカ☆マジカ?って深夜にやってたような……あのアニメ?」
「空明さん、知ってるんですか!?」
「え、えーと、実はかわいい絵柄に惹かれて、漫画買った事がある」
「あーくーあーさぁーん!?」
「ひぃっ!な、何でしょうか!?」

あかりさんが急に、凄い顔であたしを睨んで来て……。

「何で知ってるなら知ってるで、そういう事を早く言ってくれないですか!」
「………へっ?」
「知ってると分かっていれば、魔法少女談議にもっと華が咲いたと言うのに!」
「え、えーっと………ご、ごめんなさい!?」

あかりさんは魔法少女が好きなようだけれど……特にマギカ☆マジカは一推しのようです。
あたしも偶然かわいいキャラに惹かれて、作品だけは知っていて……。

「これ結構百合っぽい展開もあるんですよ!」
「えっ、そうなの?漫画ではそういうの、無かったような」
「漫画は若干規制が入ってるんですよ、だからこそアニメ版が良いのですよ!」
「あ、あかりさん……ズバリ訊くけど」
「はい?」
「あかりさんってさ……百合とか、好きなの?」
「百合とか……勿論大好きですよ!ゆりゆりの\アッカリーン/とかもうね、観てらんない!」
「アッカリーンって何処かで聞いたような……」
「あぅーっ!もうどれだなんて選べないです!この辺りの物、全部お買い上げしましょう!」
「えっ、こんなに沢山……!?」
「ほらっ、空明さんもレジへ持って行くの、手伝ってくださいね!」

あ、あかりさん……す、凄まじい。
結局あかりさんは、沢山の薄い本をお買い上げして行ったのです。


「ふぅー、今日も沢山買ったですよー」
「あかりさん……活き活きしてるよね」
「そりゃー魔法少女の新刊が、こんなに沢山買えたんですもの!」

本当にあかりさんって、魔法少女大好きなんだなぁ……。
こんなに好きで夢中になれる物があるって、何だか羨ましい。

あたしにも何か、こんなに好きで夢中になれる物があればなぁ。

「空明さん、そろそろお腹空きませんか?」
「ん、そうだね。何処かファミレスでも寄って行く?」
「じゃああのファミレスどうですか?ウェイトレスさんの衣装が、魔法少女っぽいんですよ!」
「えっ、う、うん。いいけど」

あかりさんってば、本当に魔法少女が好きなのね……。


「マギカ☆マジカの百合本楽しみですー、もうここで読みたいくらいですね!」
「あ、あかりさん……流石にこんな所では」
「大丈夫ですよ!帰ってからのお楽しみにしておきますよ!にやにや」

ファミレスでオーダーを済ませて、料理が来るのを待っている合間。
あたしはあかりさんの魔法少女談義に、付き合わされていました。

「そう言えば空明さんって……百合とか好きなんですの?」
「へっ、なんであたしが?」
「マギカ☆マジカ漫画、持ってる程って言ってましたので」
「あ、これはただかわいいキャラに惹かれて……それに漫画では、百合って無いよね?」
「じゃあ百合とか関係無しで、たまたま知ってるだけなんですね」
「うんうん、第一百合って、女の子が女の子を好きになる事だよね?」
「そうなんです、それはもう萌え萌えーって感じですよね!」

「あたしはそういうのは………」

と、あかりさんに伝えたところで……何故か、光ちゃんの笑顔が思い浮かぶあたし。

「空明さん?何か顔が赤いですよ?」
「えっ、あ、あたし、顔赤い?」
「はい、何だか急に真っ赤です」
「べ、別に、光ちゃんの事を考えてなんかは……」
「光さん?」

あっ! あたしったらつい……。

「ははーん、やっぱり空明さんって……」
「えっ、違うのよ!違うんだってばー」
「隠さなくっても大丈夫ですよ!あかりだって、光さんは大好きですもの!」
「ちょ、あかりちゃん……」
「いいですか空明さん!世の中には色々な人が居て、その数だけ愛の形があります!」

な、何かあかりちゃん、ヒートアップしてるよぉ……。

「だから自分の気持ちに素直になるのです。女の子が女の子を好きでも、何もおかしい事なんて無いですから!」
「そ、そもそもあたしは……光ちゃんの事が好き、と言うよりは……」

中に居る輝さんの事が正直気になって……で、でもあかりちゃんには、とてもそんな事言えないよぉ。

「まあ!この期に及んで、まだ自分の気持ちに嘘を付くんですか!?」
「え、えーとね、あかりちゃん?あたしの方は、色々と事情が複雑で……」
「空明さんの見つめる先には光さんが居る、その事実に嘘は無いですよね!?」

確かにそう言われてみると……。
中の輝さんが気になっているからって、その輝さんは今は光ちゃんであって。
光ちゃんと輝さんは今、一心同体であって……それってつまり。

あたしは光ちゃんの事を好きである、とも言えるのかな。

「ひ、光ちゃんは好きだよ!?で、でも、百合とかそんなのじゃなくて」
「空明さん、時々あかりと同じ目をしてますもん」
「へっ、同じ目?」
「光ちゃんを見る時の目……特に体育で、光さんのぷりちぃなブルマのおしりを見たりしている時なんて!」
「ちょ、そ、それはあかりちゃんも同じでしょー!?」
「同じですよ!ほら、同じじゃないですか!」
「ね、同じだよね!?あ、あれ?」

あ、あれ、あたし、今何を言って……。

「あかりも同じなんです!だから、隠さなくても大丈夫ですよ」
「えっ、そ、それってつまりあたし……やっぱり光ちゃんの事、そういう目で見てたんだ……」

あかりちゃんと同じと言われて……あたしは何だか、自分の素直な気持ちに気付いてしまったのかな。
確かにあたしは輝さんを経由して……光ちゃん自身にも、特別な感情を抱いてしまっているのかもしれない。
姿も分からない輝さんが好き、それはつまり、光ちゃん自身が好きな訳でもあって……。

「ねえあかりちゃん、ちなみにだけど……」
「うん、何ですか?」
「この前の相合傘の時とか、正直なところ……気付いてた?」
「ええ、勿論ですよ!空明さんは素直だから、分かりやすいんですよ!」
「へっ、あたしって、そんなに分かりやすいのかな……」

そ、それってもしかしたら、明梨ちゃんとかにもバレてるかもしれないって事!?

「はい、空明さんは素直で、とても分かりやすいです!」
「うぅっ……あたし、変態さんなのかな……光ちゃんのおしり見て、にやにやするだなんて」
「変態だなんて思わなくて良いんですよ!あかりだって同じです。かわいい物を見てニヤけるのは、自然な気持ちですよ?」
「……そ、そうだよね!?光ちゃんのおしりがかわいいのが、悪いんだよね!?」
「そうですよ!もう光さんのおしりに、顔を埋めたいくらいですよ!」
「そ、そうそう!光ちゃんのおしりに顔を埋めて、くんくんしたりぺろぺろしたり更にはにゃんにゃんしたり、あんな事やこんな事もしてみたいもの、ね!?」

「ははーん、これが空明さんの本性なんですね?」
「えっ……あ、あたし、今何言ったっけ!?」
「惚けなくても良いんですよー、ね?空明さん」

「も、もうっ!あかりちゃんったら!」

その日をきっかけに、あたしはあかりちゃんと更に仲良くなれた気がしました。
あかりちゃんに言われて、どうも気持ちを再認識してしまったようなのです。

あたしは……光ちゃんの事が好きなんだ。

その日を境に、あたしの光ちゃんへの想いも、より一層強くなった気がします。
ああっ、光ちゃん……光ちゃん、今日は今頃何処で魔法少女を頑張っていたのかな?

考えるだけで、胸がきゅんきゅんしてしまいます。


「うぅっ……何で俺がこんな目に……」
(俺とか言っちゃダメでしょ!こ、これも魔法少女のお仕事なんだから、仕方無いでしょ)
「だからって本物の魔法少女が、魔法少女イベントの売り子とか……」
(体調不良で欠員が出て、店員さんが人手不足で困ってたんだから仕方無いでしょ!)
「うぅっ……そういえば何かさっき、凄く聞き覚えのある声が聞こえたような」
(こういうお店だしまっさかー……い、いや、でもあかりちゃんならば、十分ありえるかも……)
「だ、だよね。それは分かるんだけど……空明ちゃんの声まで聞こえたのは、気のせい?」
(さ、さあ……どうなんだろうね)

実はイチゴブックスで、臨時売り子をやっていた光ちゃんでしたとさ……。


コメント欄

コメントを投稿するには画像の文字を半角数字で入力してください。


画像認証

  • 最終更新:2018-02-10 16:18:00

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード